遠近法の短縮法で視点に対して垂直のものは長く見えて水平に近づくにつれて長さが圧縮されることはいろんなサイトで説明をしてくれる。
でも、絵を描いてて脳味噌がないくらい頭が薄っぺらくなってしまったり、胸板がゴリラみたいに分厚くなってしまったり往々にしてあるのに奥行き方向の長さをどう捉えるか説明をしてくれるサイトがない。
立方体の描き方ですら奥行き方向の区切りについておおよそだとか感覚でとか描いてある。
実寸の長さに対してどの程度距離が圧縮されるかは90°で100%,0°で0%の正弦関数で求められるはずなのに何故かそうは教えてくれない。
絵が下手な我々は目安や正しい線の方向,長さがわからないから描けないのに、こういう曖昧で無意味な事を説いて絵は勉強すれば描けるっていう人達無責任じゃないかと思う。
実世界でルービックキューブみたいな立方体を目にして感覚的にパースのかかった立方体の距離を描ける人は世の中大勢いるだろうけど、そうじゃない人に教えようって気がないよね。
インターネッツの有象無象のイラスト講座に価値を感じられないのはこういう傾向で出来ない人間を無視しながら教えたつもりになってること。
pixivのイラスト講座タグとかもそうだけど人に教えたつもりで自分のために知識を反芻しているだけで本気で教えてるつもりじゃないものもあるだろうしある程度は読み流しても良いかなと思った。