今日を生きる

あやめの花言葉は良い便り

連休五日目:インターステラー見た

当然KSPの影響

KSPやってたり動画見てるとよく聞くインターステラーをやっと見ました。

元々興味はあったけど、さすがに三時間映画を集中して見る気力がなかったので実際に見ようとはしてなかった。

 

今回なんで見たかといえば、KSPプレイ中に暇つぶし。

月に行って帰るだけで現実時間で30分以上は掛かるしそのほとんどが待ち時間。

結果的にはKSPの合間にチラ見するつもりだったのに集中してずっと見てました。

 

序盤

映画見た後でなら意味のわかる超常現象やらの説明だけで40分。

元々初見で理解させるつもりもない伏線部分は正直見ててあんま面白くなかったからKSPをずっとやって音しか聞いてなかった。

 

集中して見だしたのはロケット発射~マザーベース(エンデュランス号)とのランデブー・ドッキングまで。

スラスターの挙動やエンデュランス自身の回転遠心力での擬似重力とかちゃんと宇宙やってますよアピール部分はそれ自身が目的で見てたから結構好き。

 

中盤

土星近郊のワームホールに入った後から。

この辺りから相対性理論の説明。

ブラックホール”ガルガンチュア”の重力によって時間が遅く進む=地球で多くの時間が過ぎてしまう。

水の惑星で津波に飲まれてドイルを失ったけど、ブラックボックスの回収は力とスピードがあるロボットのCASEに任せて津波に気づいた時点で戻れば間に合ったんじゃないかと思った。

 

マン博士の裏切りとかは正直別に。

人間ドラマとアクション映画みたい訳じゃないし。

不完全とはいえ手動ドッキングを試みたシーンは正直笑った。

 

ぶっ壊れたエンデュランスとドッキングしたシーンも大概だけど。

非対称に壊れたエンデュランスが綺麗に元の中心を軸に水平方向にしか回転してないのは流石にファンタジーだった。

 

終盤

ガルガンチュアで重力ターン(加速スイングバイ)して別の星へ。

その際に目標速度に達した時点でTARSの乗るプレーンを分離。

TARSがガルガンチュアの特異点に至って情報をバイナリで送信する計画だけど、電磁波すら届かないブラックホールでどうやって情報を送るつもりだったのか。。。

 

まあ実際は自己犠牲に本人が理由を付けてかっこつけただけで不可能は承知だったはず。

特異点に至った時のクーパーの焦りからしてもやりたくてやったわけではないでしょう。

 

その後は過去のマーフ(娘)へ情報を伝えて世界を救うSFらしいオチ。

クーパーが「(情報をもたらした)"they"は俺たちだ(Not being.)」と言うけど、ワームホールを作りだし、特異点から5次元空間へ救った未来人類が結局何だったのかはわからない。

その重力すらもコントロールする未来人類を生み出したのが俺たちだって意味も含めてなんだとは思うけど、クーパーが動かないと未来人類はいないし未来人類が居ないとクーパーは情報を送れないはず。

 

まあブラックホールに落ちた事がある人間も重力を解明した人間も居ないんでSFのそこを突っ込むのはヤボですね。

 

特異点のデータ量をモールスで送るってどんだけ手間掛かるんだよってツッコミもあるだろうけど、クーパーとTARSは5次元空間上の無限の時間があるからマーフが気付いて解明するまでひたすら送信し続けたって解釈は出来るかな。

 

クーパーは結局どうやって助かったの?って話もワームホールでガルガンチュア外へワープさせられたっていうのが手を伸ばすアメリアによって描写されてたね。

 

 

 

KSPモチベがむしろ下がった

面白かったけど、ボコボコに人命軽視しながらすすめるKSPをやる元気が一旦なくなってしまった。

地球が滅ぶとはいえ緑くんくらいの勢いで10年人を打ち上げてるインターステラーが酷すぎるんだけど。

今日は疲れたのでここまで。

KSPも一旦休憩します。