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あやめの花言葉は良い便り

幻影異聞録♯FE Encoreクリアした

シャープFEをクリアした。

タイトルに幻影異聞録と、ペルソナ・デビサマの女神異聞録に似た呼称がついているものの”女神”とすら銘打たれてないファイアーエムブレムなので一抹の不安があったものの完全にメガテン外伝として楽しめた。

 

おそらくFE既存キャラらしいミラージュ達もATLAS側の文脈として人格を持ったペルソナかなにかだと咀嚼して解釈すれば問題なく飲み込めてFEを知らないことはそこまで障害にならなかった。

 

むしろ、タイトルはFEなのにかなりFE要素を遠慮してるようにみえる。

これが知らないからFE要素に気付かないだけだったら本当に良く出来てる。

 

ゲームの体感

メガテンシリーズの理解してて当たり前くらいの前提で突き放される悪魔合体要素は全部オミット。

故に、技の継承システムはなく主人公含めてキャラの覚えられる技は最初から固定。

単に自由度だけの問題ではなくて常になにかの弱点を突ける4属性の魔法を覚えさせたキャラを作る事ができない仕組みになってる。

その分、真3以降の弱点先制して1ターンで完封する戦闘ができなくなっていて戦闘の面白みは少し劣るかなと思った。

メガテン知らないFEユーザに向けて、メガテン要素抜いて所謂JRPGに寄せて作ったと解釈すれば悪いことでもないが。

 

そこの所のフォローはFF10のように行動順を可視化して行動が近い敵から倒せば完封も可能になっているので単にJRPG化したというより戦略性の趣を変えた感じ。

 

シナリオ

芸能とファイアーエムブレム女神転生があまり噛み合ってるようにみえなかった。

5章から光の戯曲と称しておそらくファミコンのFE暗黒竜の内容が語られてるっぽいからスマブラとかでみた知ってる名前が出てくるかなと思ったけどマルスがちょっと喋っただけだった。

ラスボス戦でイツキが憑依合体してマルスの格好になるのはよかったけど。

 

5章のミラージュ連戦でマルスと戦えるものだとばかり思ってたのにガーネフに取り込まれてそれっくりだったのがショック。

もっとグリリバとお話したかったよ…

 

まとめ

メガテンを期待すると簡略化されていて肩透かし食らうところはあるけど、そもそも女神転生ではないので全然許せる。

むしろ簡易化しながらメガテンしてるのでデビチルくらいの気軽さでやれていいかもしれない。

 

金曜夜から日曜夜まで24時間続けてやってられるくらいなので間違いなく面白かった。