実際はまだ6日
新宿でGAIAを買って大体一週間が経ちました。
この一週間。まだまだ勉強不足なのは否めないけど、GAIAのおかげでシンセの使い方がたいぶわかってきました。
正直な話。LFOやVCF(Filter)の役目は大体わかっていたけど、micro korgでどうやってそのパラメーターをいじればいいのか弄ったら何が変わるのか全く理解できてませんでした。目の前にシンセがありながら机上の空論だけをもってたわけです。
逆を言ってみれば、micro korgで弄っていたのは、殆どオシレーターとEGのみ。しかも、プリセットを適当にいじってただけなので大した事はしてません。
ぶっちゃけた話micro korgはプリセットが豊富でパラメーターが弄れる小さいYAMAHA ポータトーンとしてしか使ってなかった。
LFO
ローフリケンシーオシレーター。
インターネッツの至る所に書いてあるけど、そのまま低周波発振器。A=440Hzみたいな可聴域の周波数を出すシンセ的に普通のオシレーターに対して数Hzの波形を出力してくれる奴。
ほんの少しピッチをこれで揺らしてあげるとビブラートになって厚みが増す。
倍音多めのノコギリ波やSuperSawだとゆらぎと同調して厚みが増す。
サイン波みたいな純音(に近いもの)だとピッチの揺れが際立ってUFOみたいな音に。
三角波やパルス波を揺らすと僕が個人的に好きなすごい口笛や木管楽器みたいな泣かせに来る音が鳴る。
ドを押してドの音がでないんじゃ話にならないしピッチにLFOを入力する場合はほんの少しでも良さそう。
TONE
GAIAはTONE(LFO→OSC→FILTER→AMPの一連のシンセ1つ分のモジュール群)が3つある。要するにGAIAってシンセサイザー1つに仮想のシンセサイザーが3つ乗ってる。
なにがすごいっていうと、キーを1つ押しただけでSuperSaw3つ同時に完全ユニゾンで鳴らす事もできるし3つのピッチをずらせば、一鍵だけでコードだって弾けてしまう。
コードを弾く場合、3つの音のインターバルが固定されてるからマイナーコードを鳴らすならマイナーコードだけになって当然スケールに含まれない音の鳴るノンダイアトニックコードも出てきてしまってそれで曲を弾くのは出来ないんだけども。
完全音程でパワーコードなりにすれば弾けるけど出来るのはそれだけだね。
(1度+5度+8度位なら結局自分で弾いたほうが早い‥)
ペンタトニックスケールみたいなどうとでも進行出来るスケールに乗せられるコードならなんとかなるのかも?
そんな事もできるし別々の音を同時に鳴らすのも簡単にできてしまう。
打ち込みで単純に重ねてるだけだから厳密には違うけど、チャイナ峠のサビみたいに大正琴とSuperSawを重ねて鳴らしてるような事もシンセ上でできるしクラブミュージックにある、バスドラにスナッピー取り付けたようなキックもハイハットに似せたノイズと重ねて作れそう。
まだまだ音は完全には自分じゃ作れないけど、こうやって出来てそうだなあって思ってはシンセ弄って似せて作ってみて満足したり満足できなかったりしながら耳コピして楽しんでます。
お金持ちになってシンセ博士になりてえ。
後、ガルモ3買いました。