マインクラフトといえば、論理回路な所ってあるじゃないですか。
会社で論理回路について(趣味で)調べてて、既に色々作品はあるので「やろうと思えばマインクラフトで作れるんだろうなあ」と漠然と思っていて、最近マインクラフトのモチベーションも低かった事だし、論理回路実験に使ってみるのも面白いのかもなあと遊んでみました。
OR回路
どちらか一方が真であれば信号が流れる1番簡単な並列回路です。
NOT回路
信号が流れている時に信号が流れなくなるあべこべな奴。
正直これはネットを見ました。
なぜなら、石にトーチを置くとNOT回路になる仕組みを知らなかったから。
ない所から信号は生み出せないので、現実の回路も電源にバイポーラトランジスタとか使うんですけど、マインクラフトではトーチで実現するらしいです。
AND回路
本来の電気回路であれば、スイッチを直列に繋ぐだけで実現できる簡単な物ですがこれもネットを見ました…
何故かというと、マインクラフトのレバーはそれそのものがスイッチではなく電源なのでオンにすると信号が流れちゃうんですね。
レバーが信号を発してるのはOR回路がわかりやすいです。
結局どうするかというとNOR(NOT OR)の否定。
正直これはNOT回路も分からなかったので、ネットに頼りました。
NOR回路
RSFFの要。
これは、AND回路を見よう見まねで作ろうとした時にトーチを一つ置き忘れて勝手に出来ました。
結果的にNOR回路あってのAND回路なので、実際はNOT→NOR→ANDの順番で作ってます。
RS型flip-flop
ぼくが自力で作ったRS型Flip-Flopみてみて! pic.twitter.com/BS4gYQXceV
— あやめ (@big_iris) 2017年8月17日
片方のスイッチをカチカチしても扉は最初のきっかけでしか動きません。
機能としては、両方をOFFにしても状態を維持し続ける回路です。
(両方をONにする使い方はできない。)
何が出来るのかというと状態の保存もそうなのですけど、一瞬だけしか信号を発信しない(すぐOFFになる)感圧板やボタンなどをきっかけに灯りをつけっぱなしにする本来イメージするボタンの機能を実現できます。
ただそのままだとつけっぱなしになってしまうので停止したい時はもう片方のレバーを操作すると状態が入れ替わってストップします。
右クリックしないでも通り抜けるだけで動くレバーだと思えば便利でしょ?
ただこのFlip-Flopはボタン2つを操作しないとON OFFが出来ない上に両方をONにしてしまうと状態が場合によって変わってしまう(故に禁止されている)仕組みなのでやっぱり主に簡単な状態記憶(レジスタ)として使われるのが基本だと思います。
おまけのT型Flip-Flop
ちなみにパソコンの電源ボタンのようにボタン一つで押す度に状態がONOFFするFlip-Flopは、論理回路としてはJK型やT型といった更にINPUTが一つ増えて少し複雑になった回路で実現可能です。
これがあれば、建物の中に居る時だけ灯りが付く(出ると消える)自動ランプの仕組みとかも作れます。
マインクラフトとしては粘着ピストンとレッドストーンブロックを用いた仕組みが一般的なようですけども。
これの8分辺りからカズさんが作ってるやつ。
終わり