情報元↓
ほぼほぼ技術メモ帳とredditの補足になりますけど、「オキュラスでフルトラって本当に出来るんですか?!めんどくないですか?!」って気持ちだったので、そういうのを解決出来たらいいなと思って書き残そうと思います。
必要な物
- Oculus Rift
- Oculus Touch
- Vive Tracker *1 or 3
- BASE STATION *2
- OpenVR Input Emulator(ソフト)
ViveのHMDは要らないです。
ViveのHMDは必要なのか要らないのか情報が曖昧だった理由は後述します。
Vive Tracker & BASE STATIONの認識
BASE STATIONの設置と接続
事前に設置と電源投入は済ませておいてください。
ちなみにUSBケーブルは必要ありません。(これも後述)
Tracker & Dongleの電源投入
Trackerの箱に入ってるDongleをPCに接続した後にTrackerのTracker中欧のボタンから電源をON
次にSteamVRから▼>デバイス>コントローラのペアリングをクリック
Trackerの中央ボタン長押しでペアリングを行います。
この時、Trackerの中央ボタンをランプが青になるまで長押し。
Trackerのペアリングが成功した時点でTrackerと一緒にBASE STATIONが認識されます。
ここまででハードの設定は終了。
恐らくViveであればこれだけでもうフルトラが出来ますが、Oculus故の補正作業が必要になります。
ここまで初期設定。
以下の作業からは2018/7/6現在Oculus民は毎回設定する必要があります、覚悟してください。
OpenVR Input Emulator
VRを被ってみるとTrackerとセンサーが現実とはかけ離れたとんでもない位置に吹き飛んでるのが確認出来ると思います。
Oculus民はこれを修正せねばなりません。
そこでOpenVR Input Emulatorを使って位置を補正していきます。
OpenVR Input Emulatorのインストール
これは上記の技術メモ帳サイトからリンクでDL&インストールしてください。
OpenVR Input Emulatorの起動と設定
Steamメニュー(Touch左手メニューボタン)を押すと下部にOpenVR Input Emulatorが追加されてるのでそれを選択
・Deviceで(Tracker)と書かれたDeviceを選択
・中央からDevice Offsetを選択
↓の画面になります。
・Enable Offsetsにチェック
・WorldFromDriverのYawでTrackerの角度調整、X, Y, ZでTrackerの座標調整出来ます。
この辺りは技術メモ帳が詳しいのでそっちみてうまく設定してください。
・設定を終えたら画面を1つ戻って右下のNew Profileで設定を保存します。
・Profileを保存すれば他のTrackerにも適用出来るので、後は残りの2つのTrackerにも同一のProfileを適用して終わり!
2回目以降はYawの設定はそのままで流用出来るので、以前のProfile適用後に座標を補正していくのが楽です。
FAQ代わりの個人的に気になっていた事シリーズ
Q.Vive要るとか要らないとか
A.恐らくBASE STATIONの認識させるのにHMDが必要なのでは?という話だと思う。
実際の所要らない。
Q.BASE STATIONにUSBケーブル入ってないけどどうすんの?
A.Trackerのペアリングすれば無線で勝手に認識する。
Q.座標の補正設定って毎回やんの?
A.毎回吹き飛んでる場所が違うので起動する度にやるしかないです。たまに以前の設定でなんとかなることもあります。
Q.じゃあ事前に補正設定してPC付けっぱなしなら大丈夫だよね?
A.VRCプレイ中にもTrackerの座標がずれてそのまま戻らなくなる事があるので、起動中にしても不定期に補正が必要になります。(しんどい)
Q.毎回する設定ってどのくらい時間かかるの?
A.以前のprofileの座標で比較的近くまで引き寄せる事ができれば5~10分
はじめての座標設定は下手すると20分くらいかかります。
Yawが完全に補正出来ない以上、X座標とZ座標が純粋な前後左右ではないので
思った以上に難しいです。
なんとか簡単に設定する方法あったらむしろ教えてください…