今日を生きる

あやめの花言葉は良い便り

脊髄造影(ミエログラフィ)検査で入院してきました

腰を痛めてしまい原因がMRIでもはっきりしなかったので脊髄造影(ミエログラフィ)検査を行いました。

以降は検査のことをミエロって書きます。

 

昨日から今日にかけての一泊二日。記録して時系列順に箇条書きしようと思います。

 

13日昨日9:30 到着

入院先の大病院に到着。

一晩寝るベッドに案内されて入院の説明を受ける。

部屋でのテレビはイヤホンを使ってね~とかテレビの説明とか。

最後に左腕に本人確認用のバーコードを取り付けられて説明は終わり。

 

設備

ブルーレイドライブが当たり前のように付いてあってテレビも三菱製国産液晶。

東京の病院ってすげーって凄く凄く思った。(結局使わなかったけど)

シャワールームもあったし入院したら風呂入れないっていうのは時代遅れらしい。

 

 

病弱お姉ちゃんの身体を拭いてあげるってシチュエーションはもうないんですね。

10:00 説明

ぺら紙を用いてミエロの手順の説明。

車椅子で放射線科へ移動

屈むような姿勢で横になって脊髄へ麻酔と造形剤注入

姿勢を変えてレントゲン撮影

CT装置へ移動してCT撮影

戻ってきて終了。

 

造形剤の副作用のため、造形剤を排泄する為に水分をたくさん摂取すること。

造形剤が頭に流れないようにベッドの頭を高くすること。がひたすら繰り返し書いてあった。

12:00 昼食

正直ここまで完全に放置プレイ。

焼いてない食パンにマーマレードという懐かしの給食スタイルでした。

 

13:00 点滴

副作用予防の為に点滴をつけられる。500ml。

造形剤排泄を促すためのただの水分らしい。

 

退院直前までこの点滴(ルート)はつけっぱなしです。

15:00過ぎ 検査開始

移動

「ミエロの準備が出来ました。」と声を掛けられて車椅子で移動。

放射線

ベッドに寝かされて体育座りのような格好で横に。

脊髄腔(背中)に注射するのでこの時点で何をやってるかはさっぱり見えない。

ネットの前情報でめちゃくちゃ痛いと見ていたのでこの時点ですごくビビる。

 

麻酔注射は、まあまあ痛かったが普段の注射の一割増くらい。

見えないから刺さるタイミングがわからないのと骨に麻酔注射される違和感が気持ち悪い。造形剤注入もなんか気持ち悪い物が入ってくる感覚はあったがその時点では痛みはなかった。

 

造形剤が入った状態でベッドの上をくるくる転がりながら撮影。

横になった状態で斜め45度身体を倒して息を止めて維持!」みたいな指示が続くのですごく疲れる。

うつ伏せ→斜め45度→仰向けのような要領でぐるぐる一周。

点滴も刺さりっぱなしなのでとても動きにくかった。

 

ぐるぐる回されてる最中でちらっと見えたんだけど、レントゲンで静止画のフィルム撮るんじゃなくてリアルタイムでカメラ通してみれるのね。写りが悪かったらその場で姿勢を変えれば良いわけだし確かにMRIより有効かも。

 

一通り撮影をして終了。

 

CT撮影もしたけど10分くらいで終了、これは普通で特筆することもないです。

 

16:00 ベッドへ戻る

このぐらいから麻酔を打った所から足にかけて違和感が出始めた。

凄く痛い!歩けない!というわけでもなく”いつもの足の痛み”程度なので、看護師に聞いてロキソニンを飲んだ。

 

事前説明通りベッドの頭を30度上げられる。

 

飲み物が減っていたが18:00まで安静とのことなので、ポカリを買ってきてもらった。

看護師をパシリにして申し訳ない。

 

18:00 夕食&安静解除

炊き合わせと白米。味は薄かったけどまあまあ美味しかった。

安静が一応は解かれた所で水分をまた買ってくる。

 

20:00頃

点滴500ml終了。追加の500mlを付けられる。

(元々1㍑の予定)

 

脊椎外科の先生が丁度当直だったらしく検査結果のお話。

ミエロでも結局何処が悪いのかははっきりしませんでした。とのこと。

悪い所がはっきりしないまま手術をしても治るとは言えないし継続して薬で様子をみましょう。って事になりました。

 

大袈裟な病気でもないということだと思うけど、それでも痛いのは嘘じゃないので治す方法もないのは辛い。

 

22:00~14日今日6:00 消灯

周りのいびきがあまりにもうるさかったのでWALKMANとイヤホン投入。

本当は耳栓を使う予定だったのに忘れてきてしまったのを後悔。

 

枕側が30度起きてるためベッドの角度の境目が腰にあってめちゃくちゃつらい。

単純に腰痛でも何度か目覚めた。

come to mind(Version3)(南條愛乃版)ヘビロテ

(動画はnao版)


come to mind / fripSide

 

眠りに入り込んで来て意識があるかないかの狭間になると急にシンセの音が頭で響いてるかのように浸透してきていつもは聞こえてこないような響きやベンドやベロシティの変化がハッキリと見えるように聞こえてきてびっくりして一瞬目が冴えてしまった。

 

普段集中しようとしてもこういう感覚はたまにしかないし、普段なんとなく聞いてる時は既に知ってるメインリードを意識してしまってますます耳が音を拾わなくなってしまうので無心になって初めて分かる感覚はすごく貴重です。

 

6:00今日 起床

起こされる。寝ぼけ眼で体温計を差し込まれ血圧を計られる。

起こされたもののやることはないし安静に寝るために入院してるので二度寝

 

8:00 朝食

ふりかけと白米と何か。

これもまあまあ美味しかった。

 

昔から安くて高カロリーのジャンクフードしか食べてないのでぼくの舌から言えば入院食はそれなりに美味しいです。高校の時に肺気胸で入院した時も入院食めっちゃ美味しいって思ってたのだけは覚えてる。

 

飯を食い終わった頃に、点滴が終わったので食事をさげてもらうついでに点滴も外してもらい晴れて自由の身に。

 

9:00 退院

退院の説明を受けて解放。

一日ぶりのシャバの空気を吸って帰りました。

 

総括

入院したものの結局原因は分からず。何も得るものはありませんでした。

 

後、部屋ではイヤホンを使えとのことだったのに、隣のベッドが当たり前のようにテレビの音を出していてめちゃくちゃ迷惑で個室にしたかったことを酷く後悔しました。

看護師も注意してくれるかと思いきやそんなこともなく…

 

次入院する時は差額ベッド代が掛かっても個室にします。