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日当たり最悪物件が安い理由-ワケ-

安いことはいいことだ。

騒音だけは死んでも嫌でそれでも安い安価な鉄骨マンションを探していたぼくに紹介された相場から約一万円も安い(年間12万円?!)日当たり最悪物件を一人暮らしに選びました。

 

実家が日当たり良好どころかベランダからの日差しを遮れなくてカーテンからの熱で部屋が暑くなるほどの殺人部屋だったので『日当たりなんてなくともなんとかなる!』と選択したこの物件に一週間暮らして思ったことを箇条書きにしていきます。

デメリット

陽が当たらない

当たり前だけど、肝心なこと。

奥まった位置にある角部屋一階ですべての側面を他の建物が遮っていて正午の垂直に当る日差しすら数平方センチメートルくらいしか光が差さない。

思うことは、マンションの構造上の問題で僕の部屋と面している他の建物やぼくと同じマンションに住んでる住民の人たちも同じだけ日が当ってないはず。

風通しが悪い

日当たりじゃないじゃん!って感じだけど光に対しての遮蔽物があるってことは当然、風も通らない。引っ越して3日目くらいに気付いたことだけど、そんなの聞いてないし…ってとても思った。風通しが悪いので夏の湿気が常に溜まっていて窓という窓を開けておかないと湿気が70%を平気で超えていって布団が雨で濡れたかのごとく湿っけを帯びます。

ただ、窓を開けていても風が殆ど無い時は空気も流れない。

日は当たらないのに熱は篭もるのだ。

天日干しできない

日差しが当たらないのだからしょうがない。常に陰干しです。例え布団が湿り気を帯びていようと紫外線で殺菌なぞ夢のまた夢。

灯りがほぼ必須

自然の光はタダなのだが差し込まない以上ある程度はシーリングライト頼みです。

間接光が届くので真っ暗でもないんだけどね。夕方はもう電気を付けるしかない。

 

メリット

涼しい

蒸し暑い!!と布団を蹴っ飛ばして寝ると5時頃には体温が冷えて寒くて目が覚める。

引っ越しで部屋を見に来た時第一印象がとてもよかったのはこの点。湿度は確かに高いけど、常に日陰なので朝の室温は27℃くらいで落ち着いてる。(あくまで8月真夏の話です。)

「涼しいし今日も曇りか」って外に出たら晴天というのはよくあること。

人目が気にならない

窓を開け放ったところで外は壁なので、視線が気になることもなく。

ベランダを開けたら部屋が外から丸見えなのが嫌な視線恐怖症なボクにとってこれは好都合。

家賃が安い!

最初にも書いたけど結局のところ、これ。

日差しを売ってお金を買ってるんです。年間10万円以上浮くのは貧しいボクにとってかなり大きい。貯金額以上に心が落ち着くものはないと思うのでこれで浮いた分はきちんと貯金していきたいと思ってる。