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VRCHAT想定fbxモデルをMetasequoiaにimportするとブレンドシェイプが壊れる問題(メリノ編)

Metasequoiaでfbxをインポートするとブレンドシェイプ=モーフが壊れてしまう問題の解決法です。

Metasequoia主体なので以降はモーフと言います。

 

【問題】モーフが操作できない!

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Metasequoiaにimportしてモーフを開こうとするとグレーアウトしていて操作できない。

本来あるはずのモーフがモーフターゲットウィンドウ上で違うものに置き換わってるのがわかる。

画像であればBreasts_増やす_服ありがあるべき所がEye_薄目に置き換わっている。

 

【原因】名前が重複するモーフObjectがインポート出来ずに行方不明になってる


メタセコは同一名のObjectは存在できないのでfbxインポートした際にObjectが作成されない。
恐らくモーフ配列の情報だけは残っていて、Objectとして存在しないモーフを無理に参照しようとして別のモーフが充てがわれているものだと思われる。

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名前の重複するObjectは作成できない

【解決策】名前が重複しているモーフを削除する

仕方ないからBlenderで…

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Metasequoia上で壊れていたBreast_増やす_服ありの名前を変える

Breast_増やす_服あり→Breast_増やす_服あり1

 

修正後にfbxをエクスポートするときはこの設定にすること

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メタセコで再インポートしてみるとRenameしたモーフが操作できるようになってる。

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面倒だけど重複してるモーフを探し出してこの作業をする必要がある。

勿論このメリノもジャケット以外にもインナー、ブラなどに同名モーフがあるのでそれぞれ全部直してやらないといけない。

 

 

vrchatがふざけてるのか3dモデルの世界がなあなあなのか

5000円程度徴収しながらモデルの仕様も規約も正直曖昧なVRCHATモデル。

情報量が多い分実装する側が何処まで対応するかも曖昧で互換性の低いfbxなどの3dモデル規格。

正直どっちもずさんだなと思う。

 

最近、boothがプロに駆逐されるならそれはそれでいいんじゃないかと思えてきました。

おわり