10年以上前、ひぐらしと東方に若干飽きて同人がどうとかが嫌いになりかけてた頃、惰性でやろうとして序盤で意味不明過ぎて投げたのがうみねこです。
ひぐらしも解決編で三拍子コピペとかかなり揶揄されて2chでは竜騎士自身にそもそも期待されてないみたいな雰囲気があったのは確かだと思います。
うみねこもそもそもそんな懐疑的な立場にもかかわらずに「そもそも魔法だから」って普通に付き合いきれなくなった人間は多いと思います。
もうそれこそ10年以上経ってわざわざ同人ゲームにアンチこじらせるようなこともないし、もう完結してんだろと思って最近ネタバレを読み始めました。
ネタバレ読んだだけなので正しいのかもわからないけど、情報を読んだ感じだと、「そもそもEP1~推理させられてた殺人は劇中劇」であって実際に起きた事件とは違うってことらしい。
エピソードとして見せられてたのはベアトリーチェが事件前に書いてボトルに入れて流した犯行計画でそれ故に魔法描写がある。
ただ現実に魔法はあるわけなくて実際は協力者と共に実際に皆殺しをしないといけないからプレイヤーが解くべきトリックはある。って事っぽい。
まあ実際にそれは実行されなくて(早々に碑文が解かれた)実際に起きた殺人事件はそれに便乗した留弗夫と霧江の殺戮。
好意的に見て、各事件がフィクションだったにせよ、裏で糸を引いて殺人事件を起こそうとしたベアトリーチェが本来行動するはずだったトリックは存在してそれが人間の手だけで実行可能で推理が出来ることは事実。
うみねこが空想なのは知ってのことなんだから推理がしたいならそれを推理すればいいし、うみねこをフィクションとして楽しみたいならメタ描写も含めてそれがうみねこなだけのことって言いたいのはわかる。
魔法描写が証言やうみねこの地の文に嘘が混じってることを大袈裟に表現して伝える手段なんだとも思う。
だけど、真面目に考えてep7,8まで書い続けた人種はそこで回答を求めてただろうし散々ベアトリーチェとバトラの口論を見せられ続けた挙げ句に明確な答えもないままに「そんな事件はそもそも起きてない」で終わったらついてこようとした人間も離れるでしょう。
ちゃんとプロデューサーでもいて、コレはこういう物語だからって広報をしてくれればプレイヤーも追う気力は残るだろうけど、多分その時にはもっと受けの良い簡潔なストーリーに捻じ曲げられてただろうから最早うみねこでもないと思う。
正直、最近のコンスタントに作品は出ても何が進展してるのか分からないただ無限にキャラが量産されるだけのキャラゲーよかマシなんじゃないですかね。
余談
ツンデレとかにぱ~とか当たり前だけどセンスが若干古くて頭痛くなる。
何処の時代にも適応出来てないオタクになってしまった。