運命の皮肉といえばエミリオぼっちゃんだけど関係ないです
Ирония судьбы, или С лёгким паром!(運命の皮肉、あるいはいい湯を)
昨日今日とに分けてソビエト映画の運命の皮肉をロシア語字幕なしで見てみました。
ロシアでは年末恒例の映画らしい。
今更気付いたけど運命ってロシア語もそのままIronyとほぼ同じのИронияなんだね。
読みはアイロニーではなくイローニャだけど。
ロシア語の勉強は昨日の記事の通り全く捗ってないので知ってるロシア語といえば、да、Нет、Этоとあと数えられるくらいの挨拶や色々程度でロシア語で映画を見られるほどの知識は全くといってない。
事前知識として、『モスクワで飲んでたら酔っ払って間違えてレニングラードにまで飛ばされて家と全く同じ住所の集合住宅で全く同じ鍵では入れてしまう部屋にあがりこんでしまう。』っていうとんでもない話なのは知ってたくらいで他の知識は一切ないし日本のwebサイトで調べた所で殆ど情報がない。
なんとなく理解できたところ
いくらなんでも言葉が分からなくちゃ全部分からないだろうと思って見てたんだけど、サウナでウォッカ(водка)を服から取り出して注がれた時に「飲めないってダメダメダメ!」って抵抗してるのはジェスチャーや言葉で大体分かったし、結構話がベタベタだったので展開で次に出てくるのがどんな意味合いの言葉かっていうのが想定出来たから長い映画だったけど飽きずに見ていられた。
逆を言えばロシア人からしたら”アニメで日本語を勉強してる”っていうのはこういう事なのかと思うと大体キャラの見た目と性格がデフォルメされて決まっていて、どんなキャラがどんな性格でなんて言葉を発するのか推測しやすいアニメを用いるのは確かに教材として最高のアイテムなんだろう。
やっぱり理解できなかった所
かといって全部分かるかといえばそうでもなく、机に座って語り合う情報が言葉だけのシーンはやっぱりわかりようがない。
最初は、部屋に知らない男(男主人公ジェーニャ)がパンツ丸出しで眠っていて口論をするシーン。
婚約者の部屋に行ったら(女主人公ナージャの部屋に婚約者が上がり込んできたら)知らない男がパンツ丸出しでベッドで寝ていてブチギレるシーン。
と、立て続けに喧嘩が続くので喧嘩をしてるのは分かっててもお互い何を言い訳にしてどう主張してるのかが分からないのはストーリーを追うのに致命的だった。しかも、この喧嘩シーンの後にはまた落ち着いて会話でなだめるシーンが入るのでこちらもよく伝わらない。
最終的なオチは、ジェーニャもナージャもこれのせいで男(女)が居ると勘違いされて別れてジェーニャとナージャ同士で付き合う事になったっぽい。
お前らそれでいいのかって感じだけどもしかしたら見方間違えてるかも知れないから勉強したらもう一回見直したいかな。