今日を生きる

あやめの花言葉は良い便り

wave toneを導入した

wavetone導入

GAIAを弄って耳コピをしてるもののキーが長二度ずれていたりして実際の曲に合わせて弾いてみると思ったほどあわなくて曲を見失ってしまう事が多々あるので、とうとう重い腰をあげてネットブックにフリー音声スペクトル解析耳コピ支援ソフトである所のwavetoneを導入しました。

 

wavetone自体はメインのPCでたまに使っていたんだけどパソコンの前にシンセをおくほどのスペースがないのでシンセを弾きつつwavetoneの画面をみるような真似は今までできませんでした。

そこで、今まで暇つぶし用に会社へ持っていって置きっぱなしにしていたネットブック↓を持って帰ってきてwavetoneをインストールしました。

 

big-iris.hatenadiary.jp

 

絶対音感なんかもってなければ相対音感も正直怪しいぼくだけど、流石にインターバルを間違えるほどの音痴ではないので、wavetoneで音を幾つか拾えるだけでかなりコピーは楽になりました。

 

wavetoneを使いながらネットブックからシンセのEXT IN(センターキャンセル出来るミニプラグ入力)に曲を入力してやれば、シンセに繋いだヘッドホンで曲を聴きながらシンセを弾けるし、wavetone自体にもセンターキャンセル機能(L-R)や中央の音だけで聴ける(L+R)機能が備わってるおかげでリードだけを聴くのがすごく楽。

 

闇夜は乙女を花にする

跳躍進行と転調臭いものがあって僕には難しそうで耳コピを避けていたんだけど、すごく好きだった曲が、閃乱カグラアニメのEDの「闇夜は乙女を花にする」なんだけど、wavetone実験のついでにコピーしてみました。

 

EとE♭がない

Aメロとサビしかコピーしてないけどこの曲で基本的に使うのはD、F、G、A、B♭、C

AメロがDで始まるからこの曲をDナチュラルマイナーとした場合、二度に当たるのはEになる。

逆にEではなくE♭だったとすると、Gナチュラルマイナースケールになる。

Gマイナースケールからの上行五度(下降四度)関係Dマイナースケールの近親調のどちらかが決まるEをあえて鳴らしてないのね。

どちらにせよ、E(E♭)以外の使う音は一緒なんだけど、それぞれの機能が違う。

 

それを利用してAメロではDマイナーっぽく振る舞った進行をしてサビではGをキーに移した(移調した)Gマイナーっぽい進行に変わってる。

その不安定さとD→Fの増二度がすごくかっこうよくて多分この曲が歌謡っぽくあって暗くクールに聞こえるのはこれが効いてるのかなあと思ってすごく感心した。

 

 

コナミコード

数年前、音楽理論に興味を持った時に軽く読んだコナミ進行(notコナミコマンド)にも、E(スケールのキーに対しての長三度or短三度)を鳴らさないでスケールをあやふやにする手法がコナミミュージックにありがちな手法として紹介されてたのをこれで思い出しました。

実際、これは近親調を行き来する闇夜は乙女を花にするとは違って、同主調(同じキーの長調と短調)を曖昧にしたイントロを使って気を引く少しタイプが違う別のものなんだけど考え方的には近い物があるとおもいます。

 

解釈間違ってる可能性はかなりあるんだけどね。

 

どうでもいいこと

このブログを書くついでにコナミコードで検索したら参考にしたサイトがまだ存在してびっくりしました。

以上。