今日を生きる

あやめの花言葉は良い便り

秒速5センチメートルを見た

フォロワーの野田ちゃんに言われて見ました。

 

表面的には全体的にドラマをアニメに落とし込んだような感じでアニメを作りたいってイメージがしないしアニメでないといけない所なんてコスモナウトの宇宙と打ち上げロケットくらいだったなあ。って感想を抱きました。

 

一話

 

スーファミを映して90年代前半頃の話であって携帯電話だとかを13歳が持ってる世界観ではないって強調するキモオタにもわかりやすくてアニメの映画なんか見ちゃうキモオタの事をよくわかっている仕掛けなんじゃないですかね。

湘南新宿ラインと携帯があったら便利なのに・・・ってゆとり世代にはもどかしいアニメでした。

 

存在しそうなリアルに近いオチがあるわけでもない人間関係をそのまま切り取ったような作品を作りたかったんだろうし会話の中に無理やり説明っぽく年代をいうのは野暮だものね。

ただその時代でも東大宮駅はあったはずなんですけどなんで路線図で省略されてるんだろう。

 

最後は「まあ、駅に居るよね。アニメだし」

 

二話

時速5キロメートル

遠野くんは女たらしでモテモテで羨ましい。

左にバンが割り込めるほど右に寄ってカブに乗る高校生めっちゃ邪魔だと思う。

学校用メットがチンガードもないジェットヘルでなんかおっかないし、

いつか事故って顎がなくなった奴が出て

カブ通学禁止かメットがフルフェイスになるんだろうな。

 

なんで急に宇宙趣味になったのかは謎。

宇宙っていっとけばロマンあるだろみたいなのはやめて。

 

三話

初恋と社畜をこじらせてしまった一途な遠野くん。

宇宙趣味がプログラマーになってしまった辺り、

「オタクがオタクの為に作った映画」だって実感した。

世の中の業種って他にも沢山あるでしょ。

社畜のイメージがプログラマーだったのか。

 

業種と趣味の幅が狭い。ボキャ貧なのによく映画作ったな。

 

二話の”5キロメートル”や”1センチしか~”ってメールで無理に距離の単位を使いたがる所が臭くてドラマっぽさを阻害してたし半端に感じた。

 

一途な遠野貴樹くんと他の男が出来た明里の対比。

13の時駅でずっと待ってた一途な明里ともう過去の男と割り切った明里の対比。

気持ちの移り変わりの見せ方は上手だと思う。

 

貴樹くんは多分一生「せめて駅で一発ヤってまんこ破っときゃよかった」って思い続ける人生なんでしょうね。