今日を生きる

あやめの花言葉は良い便り

アルウィンに行って思ったこと

まず始めに、多少はそういったニュアンスは避けられないけど松本山雅について浦和レッズと比較してどうだとか論ずるつもりはありません。

 

元々、サッカーが好きなのかJリーグが好きなのか浦和レッズが好きなのか自分の気持ちの整理のために浦和だけでなく他も見たいと山雅や大宮のチケットも買って見に行ってみるっていうのが動機であります。

 

 昨日は試合の内容について少しネガティブになってしまったのでそれ以外の感じたことを。

 

まず、アルウィンに向かう途中すれ違った車に山雅!と声を掛けられたり「今日は試合?」と声を掛けられるくらい山雅の存在が意識されてる街っていうのは都市部ではなかなかないだろうなと思った。

 

それもきっと山雅自身と行政のサポートもあってのことなんだろうと思ったのは、片道30分以上の観光バスが無料で運行してることと、小学生に自由席無料招待券を配ってる様子からも見て取れました。

 

僕のイメージではチケットの値段も結構するしJリーグメインの世代は高校生~30代くらいに思うのだけどゴール裏や自由席、指定席どこにも子連れが遊びに来ていて小学生やチャントまで全部覚えて歌ってるのを見られたのは松本に行って良かったことのひとつだと思ってます。

 

スタジアムとしてのアルウィンは、月並みではあるけど、アルプスを展望できる景色と本当に近くを通る飛行機は見に行かなきゃ勿体ないくらい素晴らしかった。

 

フィールドはスプリンクラーで放水したからか地面(芝?)の違いなのかボールがあまり転ばなくて跳ねてなかったように見えたのでそういう環境の違いにもホームの地の利があるのかなって知見がありました。

 

サポーターのチャントは、日本代表戦とか「おーにぃっぽー」ってずっと高揚なく歌って試合見てないだろっていう2chでありがちなdis感情をぼくも持っていたんだけど、山雅が危険になった時や2点追いつかれたくらいの時にチャントの声が引いた時は、応援どころか危うい空気をゴール裏が作ってしまっていたし、声の張りが強くなる山口と対称的でピンチでも声を張れ応援が足らんとゴール裏の人間がいうのを少し理解できた気がしました。

 

2 -3になった時、本当に山口のチャントがよく聞こえて、この間の浦和のACLで逆転した瞬間を思い出して向こう側の高ぶりに山雅側に居ながら感情移入してしまいました。

 

そういった部分では、贔屓のチームが好きというより駆け引きや会場の空気が好きで、その勝たなきゃいけないって状況を作るリーグ戦や昇格降格って条件がおもしろくてサッカーを見ているのかもしれません。

 

今週末もほんとの地元にあたる大宮も見てくるのだけど、大宮も残留争い真っ只中なのでこれくらいの知見が得られる経験があったら良いな。