この間ドラゴンボール完全版を一日掛けて全部読みました。
ドラゴンボールって名前は当然知ってるし話も何となく分かるしアニメも断片的にアニマックスで何度か見たし懐かしいと知ってるつもりだったんだけど、よくよく考えてみるとマンガを読んだこともなければ全部通しての内容も知らなかった。
じゃあなんでこんな古いマンガを知ってるんだろう・・・?って思って調べてみると物心付いた頃にはまだドラゴンボールZが放送してたから知ってるということはリアルタイムでドラゴンボールZを見てたらしい。
いつになっても戦い始めないアニメをなんとなく知ってたので漫画もダラダラするんだろうなあと思ってたんだけど、ものすごくテンポ良く話が進んで途中全く飽きなかった。
テンポがいいからサイヤ人編に入った頃でも過去のクリリン、ヤムチャ、天津飯、ピッコロ大魔王≒マジュニアが悟空と互角だった頃を覚えていられるので、敵ごとに悟空が成長してるのを実感出来るのとのフリーザ編以降では悟空がほぼ最強になって悟飯、悟天にシフトしていくのも大河っぽくて良い。
今までは、亀仙人のシモネタやギニュー特戦隊みたいなネタっぽい所がなんとなく恥ずかしくて苦手だったんだけど今になってみるとベジータが恐れるほどに極悪で強いギニュー特戦隊が和気藹々としているのが微笑ましくてそれでいて強いのが格好良く見えてしまいそうだった。
ギニュー特戦隊は悟空がナメック星に着いて最初の戦闘だから印象に残ってるのもあるかも。
印象に残っているといえば格好いいキャラだと思ったのは人造人間16号。
敵といえば敵だけど、悟空を殺す以外に執着していないのと実際悟空と戦う前にセルと戦ったので敵らしいイメージもなく17号&18号や人間をどちらにしてもセルから助けようと戦うのがすごく格好良かった。
最後にサタンに頭を運ばせて悟飯に助言する流れも好き。
アニメだとあのモヒカンでグリリバボイスって知って正直16号の部分だけでもいいからZをきちんと見返したくなった。
ブウ編ラストで少年時代に出てきたハッチャンやウパが声掛けが悟空だと気付いて元気を分けるシーンは漫画を読んでて初めて涙を流してしまうくらいに感動した。
この時のサタンもかなりいい役だったしセル編もブウ編もサタンも実際結構好きです。
今更だけど本気でドラゴンボールにハマってしまうかもしれない。